東北大学病院 腫瘍内科|東北大学大学院医学系研究科・医学部

対象疾患

当科では食道癌、胃癌、大腸癌、膵癌、胆道癌といった消化器癌を中心に、頭頸部癌や肉腫などを含め全身の癌を幅広く対象として薬物療法を行なっています。個々の患者さんの状況に応じて、外科や放射線治療科など各科と共同し、集学的な治療を実践しています。また、リンチ症候群などの遺伝性腫瘍の診断、サーベイランスも行なっています。

近年、がんの遺伝子を網羅的に調べて治療に反映させる「がんゲノム医療」が注目されています。当科はがん遺伝子パネル検査を積極的に行なっており、院外からの紹介も数多くいただいています。検査結果に応じた治療として治験が提案されることがあり、治験目的での紹介も多数いただいております。当科はがんゲノム医療中核拠点病院である東北大学病院におけるがんゲノム医療を主導的に担っています。